PTやOTが嚥下機能評価を行う必要性ってあるの?

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PTやOTが嚥下機能評価を行う必要性ってあるの?

タイトルをみれば察しの良い人なら答えが分かるのではないでしょうか。

 

そうです。答えはYESです。

 

今回はその理由について話していきたいと思います。

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将来の日本は嚥下障害者で溢れかえるのは目に見えている!

日本は2025年に65歳以上の高齢者が30%を超えます。つまり、約3657万人が高齢者となります。

 

 

また、在宅高齢者における嚥下障害の割合は27.2%とされています。※)

 

 

ということは2025年には約1000万人の嚥下障害を有する高齢者がいるということになります。

 

 

日本人の死亡率の第3位肺炎で、約9.4%となっています。

 

また、年齢が高くなるにつれて肺炎による死亡率は上昇しており、90歳以上となると心疾患に次いで第2位となっています。

 

 

そして肺炎の原因の大部分が誤嚥による肺炎です。

 

①5年後の日本には1000万人もの嚥下障害者が潜んでいる。
②肺炎の死亡率は非常に高く、肺炎の原因の大部分が誤嚥性肺炎である。

嚥下障害と向き合うセラピストになれ!

さて、「嚥下は言語聴覚士(以下、ST)が専門」という考えをもつ方が少なくはないと思います。

 

STは2020年3月の時点で3万4千人です。そのうち在宅で働く方がどのくらいいるのでしょうか。

 

具体的な数値を示すことができず申し訳ないのですが、現状、在宅で働くSTは圧倒的に不足していることを実感します。訪問リハビリでSTを探すのも一苦労です。

 

回復期から生活期に移行するタイミングで、STによる訪問リハビリに繋ぎたい旨をケアマネさんに尋ねてもあまり良い答えが返ってきません。

 

加齢による機能低下、経口摂取訓練が退院したらできなくなる、安全に摂取できる食形態の変化など、退院してから嚥下障害を起こす可能性は大いにあります。

 

 

では、その中で在宅で嚥下障害を有する高齢者をみるのはいったい誰でしょうか。

 

言うまでもなく在宅で活躍する理学療法士や作業療法士です。

 

私たちが嚥下に対して機能評価やリハビリを行う知識や技術を備えれば誤嚥性肺炎の予防、栄養管理、QOLの向上に繋がり得る可能性が高くなります。

 

以上のことからSTだけでなく、PTとOTが嚥下に対する知識や技術を獲得することは今後さらに必要になってくるだろうと考えています。

摂食嚥下機能評価マニュアル

今回、私は嚥下機能評価が誰にでも行えるように「摂食嚥下機能評価マニュアル」というオリジナルのnoteを作成致しました。

 

こちらのnoteでは、PowerPointとExcelデータをダウンロードできます。

 

PowerPointで評価方法や知っておきたい知識を詰め込みました。また、Excelにて評価表を作成致しました。(以下はsampleとなります。)

 

 

明日から臨床で使える内容に仕上げています。詳細はnoteからどうぞ!

参考文献

※)Mateu Serra-Prat, Gregorio Hinojosa, Dolors López, et al.:Prevalence of oropharyngeal dysphagia and impaired safety and efficacy of swallow in independently living older personsJ Am Geriatr Soc. 2011 Jan;59(1):186-7,2011

 

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