国家試験を控えた学生さんへメッセージ
今後に不安になる時期
久しぶりに雑談回です。今年も半分が終わりましたね。
来年に国家試験や就職を控えている方々は今、臨床実習にヒーヒー言っているのではないでしょうか?自分が勤めている病院でもたくさんの学生さんが必死で頑張っているのを見ると懐かしく思います。
確かに、2年前の今頃は自分も実習にヒーヒーヒー言っていました。
「実習頑張らないと!」と思う反面、色々な不安が出てくる時期だと思います。
「もう6か月後には国家試験が控えているのに全く手をつけていない…。本当に合格なんてできるのかな?」とか、「就職先どうしよう…。好きな分野?そんなの分からないよ…。」
3年前の自分の気持ちを率直に書きました。そんな自分と同じ気持ちを持っている学生さんがどのくらいいるのか分かりませんが、そういった方々を励まそうと思います。
国家試験に対しての不安
結論から述べます。
全く心配ないです。
こんな閲覧数の少ないブログに足を運んでくれる学生さんは、心配しすぎてGoogleの検索を下の下へとスクロールしているほど心配しているのでしょうか?
そんなに不安に思う気持ちがあれば大丈夫です。不安があれば、必死で頑張れるはずです。
上の図をみましょう。ぜーんぶ良いほうに考えるんですよ!
なんと!10人に8人が合格しているのです!80%です!

カメックスのハイドロポンプ
ポケモンのハイドロポンプが命中する確率と同じです!
新卒者なんて80%~90%の人が合格しているんです!
あ、既卒者が落ちやすいとは言いません。
しかし、私が思うに新卒者は強いです。何が強いかというと…
4年間ないしは3年間一緒に頑張った仲間が大勢いることです。
私は、「仲間」とか「友情」とかいう言葉は、あまり好きではありません(笑)
そう、ただのひねくれものです。
高校時代のひねくれエピソードはこちら⇒気ままに自己紹介
要は、高校のセンター試験のことを「団体戦だ!みんなで頑張ろう!」と言っていた先生を心の中でバカにしていたのです。
「なーにが団体戦だ。本当に団体戦ならカンニングが許されるのか?うそつけ!一発退室だろうが!」
私は本当にひねくれものの大馬鹿です。
団体戦は試験そのものではなく、その過程であることを知ったのは、国家試験を合格してからです(遅い)。
勉強法1:勉強は一人でしない!
こんな私でも言わせてほしいです。
勉強は一人でしないで下さい!
授業が無くても学校に行ってください。家だと誘惑が多すぎます。午前中には学校に行って友達と勉強してください。なんならしゃべらなくていいんです。
心構えとして1つ紹介します。
まず、勉強の前にその友達との楽しい日々を思い出してみてください。あの時一緒にばかやったり、お酒飲んだり、朝まで遊んだ思い出です。次に、そんな友達が頑張っている姿を見てください。
こんな“ひねくれもの”の自分でも、友達との思い出を思い出すと「自分も頑張ろう!」と思えました。
参考にならなかったらすいません。
勉強法2:集え!スペシャリスト!
一人で勉強するデメリットとして知識が偏りやすいです。嫌いな分野はやりたくないですよね。
「先に好きな分野を勉強して、最後にじっくり嫌いな分野を勉強しよう!」と後回しにして、好きな分野に熱が入りすぎて、疲れてしまって、「明日やればいいや~…。」となります。
いつの間にか、その分野のスペシャリストとなります。
好きな分野、嫌いな分野は人それぞれです。分野ごとのスペシャリスト同士で自分の好きな分野を教え合うのは効果的です。そういう意味でも誰かと勉強するメリットはあると思います。
だからといってスペシャリストにならないで下さい。これは極端な例です。あくまでも幅広く勉強して下さい。
浅く広くです。
幅広く勉強する中で、好きな分野が見えてきたら、今回のことを実行してみましょう。
勉強法3:なぜか記憶に残る雑談
知っているつもりの知識でも自分だけの解釈で覚えていたことが間違っていたり、自分の知らない知識が飛び交ってきます。
知らない知識があれば、「何それ?教えて!」と会話に交じってください。恥ずかしいことは何にもありません。お礼として、自分が他の人より詳しいものがあれば教えてあげてください。そうやって勉強していくのです。大体の人は快く教えてくれるでしょう。
別にノートに取らなくてもいいんです。教えてもらった内容はなぜか記憶に残っているものです。
もっと記憶に焼き付けたい場合は、教えてもらった内容を使う問題を過去問の中から見つけ出して解いてみましょう。
今やるべきこと
まだ、過去問に手をつけるのは良くないと思います。実習中なので勉強を一人でやることになるし、実習中で時間もなくて結局答えを覚えるだけの作業になりがちです。
ぜひ、実習に集中してください。色々な患者様を見てください。
人によって考えは違うと思いますが、実習は技術を洗練させる場所ではないと思います。ある程度の評価のための技術は覚えておかないといけないですが…。
実習とは、『リハビリの対象は“人”であることを再認識する場』であり、『机上で学んだことって臨床ではどうなの?どんな感じなの?という好奇心を得る場』だと考えます。
後者について、片麻痺の人の筋緊張ってこんなにも固くなるんだ!とか、廃用によって大腿っててこんなにも萎縮するんだ!とか、パーキンソン病の兆候を実際に見てみたり…。
机上で学んだことと臨床にて視覚的に捉えることで、鮮明に脳裏に焼き付けることができるでしょう。
それが国家試験の勉強にも繋がってくると思います。勉強中に「あ!この疾患はみたことあるぞ!あの病院に実習に行ったときに見学したことあるぞ!」と思い出すことができればOKです。
また、疑問点があれば、その日のうちに解決しましょうね。私は、実習中に毎日2ページほど疑問ノートを作っていました。
臨床で疑問に思ったことで、学んだことだから今でも使えます。そして国家試験の勉強でも使えます。
おわりに
いかがでしたか。自分の考えや体験談を中心に書いてしまったため役に立つ自信はないですが、少しでも不安な気持ちが減って実習や机上の勉強を頑張ってみようという気持ちが増えてきた方がいれば嬉しいです。
不安な方はTwitterのDMでも、当サイトのメールでも構いません。ご連絡下さい。主観でしか語れませんが不安を取り除くために役に立ちたいと思っています。最後まで読んで頂きありがとうございます。お疲れさまでした。
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