プロセスモデルについて

摂食嚥下
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プロセスモデルについて

 

前回は4期モデルについてお話をしました。

復習がしたい方は以下のリンクからお願いします。

 

 

前回、4期モデルでは命令嚥下(液体嚥下)の嚥下動態を示すモデルとして説明しました。

 

今回、プロセスモデルとは食物を咀嚼したときの嚥下動態を説明するモデルとなります。

 

 

ポイントとしては、第2期輸送が咀嚼中に行われる場合があるということ、つまり同時に2つの期が同時に起こっているということです。

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第2期輸送

第2期輸送について少し詳しくお話しします。

 

咀嚼期では食物が咀嚼され、食塊形成を行います。

 

ここから第2期輸送の始まりです。咀嚼された食物の一部は嚥下できる形になるとまず舌の中央に集められます。

 

舌の前方部が上顎の切歯(前歯)の裏側の硬口蓋に触れます。

 

次に舌と口蓋の接触する部分が次第に後方へ移動していきます

 

この動きは咀嚼された食塊を絞り込むような動きで舌のsqueeze back運動と呼ばれます。

 

 

ひと昔前にスクイーズというガムがありましたね。

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ガムを噛むと果汁(生ではない)が出てくると謳っているのが特徴で、名前の由来(スクイーズ=搾る、つまりガムの中から搾り出されるという意味である)にもなっている。とのことでした。

 

 

話が脱線してしまいました。

 

このsqueeze back運動が輸送の原動力の中心となって食塊を送り込みます。重力は必要としないのがポイントとなります。

 

ちなみに第2期輸送は閉口中に行われます。

 

これは口腔内圧を高めるための準備をするためです。実際に口を開けたまま唾液を飲み込んでみてください。

 

かなり難しいですよね。そういうことです。

 

第2期輸送による咽頭への食物の送り込みは、 咀嚼の途中で必要に応じて起こります。

 

その後、すぐにまた咀嚼が再開されます。

 

食塊は中咽頭喉頭蓋谷に集められ、嚥下反射が起こるまで集積されます

 

仕組みを文章で書くとややこしいですが、この咀嚼期と第2期輸送が同時に起こることで口腔内で効率的に咀嚼が行われています。

 

もう十分咀嚼できたな。という食塊は先に咽頭へ移動しておき、咀嚼が不十分なものは咀嚼が続く…。

 

こんなにも繊細で難しい動きを素早く行えるのって凄くないですか?

 

文章を書きながら勝手に感動しております。

 

そんな感じで今回の解説は終わりです。ではまた。

 

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